しあわせ
「幸せ」ってなんなんだろう
って若い頃はずーっと考えていました。
最近になってなんとなく自分なりの幸せを見つけられたように思います。
先日、機会あってNHKのクローズアップ現代を見ました。
今年入社する若者に焦点を当てた内容でした。
その中で、18歳の男の子がいました。
入社式も何もないままいきなり現場配属。
建設会社の現場です。
ご両親の離婚をきっかけに荒れた生活をずっと送っていたそうです。
でも、お母さんがくも膜下出血で倒れたことをきっかけに
真面目に働くことを決めたそうです。
「幸せってなんですか?」というディレクターの質問への彼の言葉。
ひとりじゃないってことじゃないですかね
誰かが見てくれているってことの幸せ、です
誰かがそばにいてくれる、そのことの幸せ。そのことが幸せ。
彼から出てきた言葉に、うさこはとても心打たれました。
小学校から大学までずっといじめられてきたうさこ。
ひとりぼっちで過ごす休み時間。
ひとりで食べる給食、お弁当。
ひとりで家に帰る放課後。
ひとりで人ごみを掻き分ける時の勇気。
状況は違えども、「ひとり」の辛さはうさこも十分体験してきました。
私にはお母さんがいた。
先生がいた。
声をかけてくれた数人の友達もいた。
みんなかけがえのない存在。
18歳の彼もそんな人がほしかったんだ。
そして、今手に入れた大切な人たち。
立派な鳶職人になるのが夢だそうです。
がんばってほしい。心からそう思います。
そして、心細い思いをしている人を見かけたら
そっと手を差し伸べてあげられる人になってほしい。